東方神起 TREE特集

2014年3月28日
東京国際フォーラム ホールA
東方神起『TREE』リリース記念
購入者限定イベント

韓国にてデビュー10周年を迎えた東方神起が、約4ヶ月ぶりに来日して開催された『TREE』リリース記念イベント。 大阪・東京にて全4回開催されたイベントの中から、最終回の東京公演の模様をお伝えします。

大ヒットとなった3月5日(水)発売のNewアルバム『TREE』購入者の中から、大激戦の抽選によって選ばれた幸運なファンが集結した東京国際フォーラム。 開場と同時にホール内はメンバーふたりの登場を待ちきれない人々の熱気に包まれていました。 なにせ2014年初のイベント、しかも比較的近くで東方神起の声を聴くことができる貴重な機会なんですから、興奮を抑えずにはいられません。 そんなドキドキがあふれる中、会場が暗転! すかさず「きゃーっ!」という歓声とともに、ライヴでおなじみのレッドオーシャンが出現します。 そのファンによる美しい赤い光に導かれるように、正面の大モニターには『TREE』のダイジェスト映像が流され、あっという間に東方神起の世界へ・・・。
東方神起限定イベント写真1
大音量のダイジェスト映像が終了すると、静寂の中、差し込む青い光の中に椅子が2つ。そして現れるユンホとチャンミンの姿! 思わず息を飲む美しい光景に見惚れていると『TREE』収録曲のバラード「TREE OF LIFE」が流れ、静かにパフォーマンスがスタートしました。 徐々に盛り上がる壮大なテーマにあわせ、朗々と歌い上げるふたり。 東方神起らしいハーモニーの美しさや力強さにうっとりしながら、レッドオーシャンも曲に合わせゆったりと波打ちます。
「東京の皆さん、こんばんは。東方神起です。僕たちのこと、待っていてくれましたか?」歌い終わったユンホが挨拶すると、大きな拍手が湧き上がりました。 「いま歌った曲は「TREE OF LIFE」です。・・・1回目の公演でタイトルを言い間違えてしまって(笑)ようやく言えて良かった。今日は最後まで楽しんで行ってくださいね」と茶目っ気たっぷりに反省するユンホに、会場からは笑みが。 続いて「今年はじめて皆さんに会えて嬉しいです。やっとコレで最後の回ですね」とチャンミン。 すると「“やっと”だなんて、残念な日本語ですね!“とうとう”最後の回ですよ!」とユンホがはやし立て、会場は暖かな空気に包まれました。
東方神起限定イベント写真2
続いては、ステージに現れたMCと東方神起のふたりによるトークタイム。Newアルバム『TREE』のメイキング映像を見ながらのおしゃべりです。
ミュージック・ビデオの撮影現場でのオフショットが中心の構成で、共演したダンサーやモデルと記念撮影をしたり、撮影前にストレッチしたり、おどけて踊ったりと素の東方神起が見られる貴重な映像集が放映されました。 その中で、ユンホにひざまずいて何かを訴えるチャンミン、という不思議なショットが。チャンミンいわく、ユンホにプライベートなことを教えてとお願いしているシーンだったそうで。 「男というのは秘密があるほど魅力的だから、教えられません」とユンホは断固拒否。 ブーイングが起きる中、すかさず「チャンミンならわかるけど、ユンホに秘密があるんですか? そうは見えないんですが・・・」というMCからのツッコミに会場中が大きく頷く、という場面も。 「ふたりの距離が遠くなった気がします」としょんぼりしてみせたチャンミンに「いつか教えますから!!」とタジタジのユンホなのでした。
また、セクシーなふたりの表情が話題になった「Something」のミュージック・ビデオの裏側にも潜入! 美女に囲まれて思わず嬉しそうな表情を浮かべてしまったチャンミンをカメラはしっかり捉えていました。 いつもは冷静なチャンミンも、この時ばかりは開き直ったかのように「この時は幸福を隠しきれなかったんです。もう死んでもいい!幸せー!! って気持ちを噛み締めてましたね。 あの後、一週間くらいは辛いことがあっても撮影の時のことを思い出して頑張れました」と饒舌に。「一生忘れられない撮影です。もう一回やりたいです!」
東方神起限定イベント写真3
片やユンホは同じシチュエーションでもあっさりと撮影終了。「嬉しくなかったの?」と聞かれても「よかったですよ。でも、彼女たちともう会うこともないだろうし・・・仕事ですし」と急にクールでジェントルマンな受け答えに。 会場からはそのギャップに笑いが止まりません。
そんなふたりの温度差がはっきりと現れたのはシングル「Hide & Seek / Something」のジャケット撮影のメイキング。 2月リリースの作品ということで、バレンタインデーとホワイトデーの話題に触れるふたり。「バレンタインが男性から女性にプレゼントするんだよね?」「2月がホワイトデー?」などと本気かボケか分からないおバカな回答を炸裂させるユンホの隣で、冷静に「バレンタインは女性から男性にプレゼント」「2月がバレンタイン」と訂正しまくるチャンミン、という風景に会場からはざわめきが。 「この人アホかなって思ったんですけど、昨日の大阪公演の時からこのムービーを見ていて『モテたいからわざとやってるんじゃないか』って思うようになりました」と呆れたようなチャンミンに、会場も「確かに」と頷く始末。 最後には「3月にあるのはどっち?」→「ホワイトデー」とユンホが答えるだけで拍手喝采が巻き起こり、ちょっと不満そうなユンホ。 さらに「ユンホは本当に人の話を聞いていない」とチャンミンからの追い打ち的な糾弾もあり、会場からは「いかにもユンホらしいよねー」とのクスクス笑いが起こりました。
東方神起限定イベント写真4
その後、会場にいらした方10名に抽選で「直筆サイン入りポスター」がプレゼントされ、楽しかった時間もあっという間に最後の歌のコーナーへ。 まだもの足りない! という皆の様子を見ながらステージのふたりも「もっとやりたいけど、ライヴのネタがなくなっちゃうから・・・短い時間だったけど、楽しかったです! 怪我のこと、皆が心配してくれていると聞いていたのでこうして会えて良かった。ライヴがもっとできるように頑張ります!」(ユンホ)、「皆さんからいただいたパワーを元に頑張るので、ぜひ今後のツアーを楽しみにしていてくださいね」(チャンミン)と名残惜しそう。 そんな彼らが最後に選んだ曲は、「皆で一緒に歌いたいから」とライヴでおなじみのピースフルなナンバー「In Our Time」でした。
東方神起限定イベント写真5
ゆれるレッドオーシャンと優しいファンの合唱に包まれて、思わず笑みがこぼれるふたり。 「皆、僕たちの気持ち伝わった? いま東方神起の木は僕の背を超えて大きく成長しています。ライヴで、もっと成長させましょう! たくさんの幸せをありがとう!!」(ユンホ) 「今日は皆から良い気をたくさんいただきました! これでツアーのリハーサルが辛くても頑張れます(笑) 素晴らしいステージにしてみせるから、期待しててください!」(チャンミン) 最後は、もちろんお約束。
ユンホ「ウィーアー?」会場「T!!!」
チャンミン「そうそう、この感じでね! また会いましょう!!」 最後まで手を振り続けるふたり。「ライヴまでに、この足、治しちゃうからね! またね!!」と叫ぶユンホの笑顔に見送られて、会場を後にしたファンの皆もまた、最高の笑顔を浮かべていたのでした。

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